お産は「生きている」と実感できる素晴らしいものです。女性の産む力、赤ちゃんの生まれる力・生きる力、寄り添う家族の力にいつも驚き、感動し、そのサポートをさせていただけることに感謝しています。すべての人たちが、勇気と自信を胸に抱きながら生きていけるように、寄り添い、応援していける専門職が助産師です。どんな時も“ありのまま”を出してもらえる、弱音もすべてさらけ出してもらえる、そんな存在になりたいです。私も子育て真っただ中の一人の母親です。みなさまと共に泣いて、笑って、幸せなお産、素晴らしい人生・生き方を一緒に考えていきたいと思っています。

西村さやか

＜プロフィール＞奈良県吉野郡出身。1980年生まれ。1姫2太郎3太郎の母。 2002年、奈良県立医科大学看短卒業後、京都大学医短助産専攻科へ進学。その後、大阪市立医学部付属病院産科にて勤務。結婚・育児をしながら他県産科クリニックでも経験を積み、長女が2歳になったのを機に奈良県天理市へ。自身の育児でその大変さに直面し、地域助産師活動に力を注ぎたいと考え、木村助産師へ直談判。2010年より芽愛助産院に勤務。生と性の「いのちの教育」にも精力的に取り組む。好きな言葉「生きているだけで100点満点」